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後悔しない!Fujifilmでオススメのレンズ!

2023年11月16日

X-mountのレンズを10本以上使用した筆者が送る、厳選レンズ

いつも本ブログをご覧頂きまして、ありがとうございます。
今回は多数有るFujifilmのレンズの中で、特に買ってよかったと思えるレンズを厳選してご紹介します。
魅力的なレンズが多いXマウントですが、本記事がきっと参考になると思います。

前提

前提として、私の主な被写体をご紹介します。

メインの被写体

・子供

・花

・風景

・スナップ

撮影は趣味が9割以上、稀に業務で園などのイベント撮影も行います。
メインの被写体が合致する方には、特に参考になるのではないかなと思います。

結論!

厳選オススメレンズはこちら!

XF16-55mm F2.8 R LM WR

レビュー、作例はこちら

XF16-55mm F2.8でアジサイを撮影

XF16-55mmF2.8と行く蒲郡の紫陽花小旅行〜前編〜

XF16-55mmF2.8と行く蒲郡の紫陽花小旅行〜竹島編〜

XF18mm F1.4 R LM WR

日常に寄り添うオールラウンダー XF18mm F1.4 R LM WR レビュー

ズームと単焦点から一本ずつの選出となりました。
私はそれなりに売買でレンズを入れ替えるのですが、この2本は購入から数年が経過しても尚、売却する気が全く起きていない、特に愛用している2本になります。

その理由について、触れていきたいと思います。

選出理由

まずは共通事項から。

圧倒的な画質

16-55mm F2.8は高品質の証である、レッドバッジを備えたF2.8通しのズーム。
XF18mm F1.4は性能重視の新プライムシリーズの一角と、共に高画質のレンズです。

その名は伊達でなく、確かな解像力と描写力を備えます。

AFスピード

子供の撮影で特に重要なのは、AFスピードです。
この2本はfujiのAFモーターの中で1番速いリニアモーターを搭載しており、歩留まり向上が期待できます。

F値

共にF値が小さいレンズとなります。
動体を撮影する関係上、F値が小さい方がSSが稼げる点で有利となります。

照明環境にも左右されますが、夜の室内では1/125sを稼ごうとすると、F2.8でもiso2000-4000程度は必要となります。
そのためF値の大きいレンズだと、かなり過酷なシチュエーションであることがお分かり頂けると思います。

また、併せてより「ボケる」点も見逃せません。

次は個別の理由を記載したいと思います。

XF16-55mm F2.8

選出理由は「X-mountのズームで1番明るくて、最高画質だから」です。

万能性とズーム最高画質の両立

24-84mmとレンジは少々狭いですが、F2.8通しをレンズ交換無しでシームレスに画角を切り替えられる恩恵には、数えきれないほど助けられてきました。

加えて、画質もXmountのズームの中では最高峰なので、沼にハマる心配も有りません。
※単焦点沼が控えていますが・・・

ズームで一本だけ選ぶなら、間違いなくこのレンズを選ぶほど、私の中で万能かつ信頼性の高いレンズです。

解像力は非常に高いです。
望遠端開放だとそれなりにボケます。
それでいて、ボケも大半のシーンで美しいです。
F2.8は暗所でも活きます。

あえて欠点を挙げると・・・

軽くは無い(655g)
・年輪ボケが目立つ場合がある
・ボケがうるさい場合がある

くらいです。

性能を鑑みれば決して重くは無いのですが、重量だけ見ると重い部類のレンズです。

また、解像力が高いことのトレードオフで、年輪ボケの発生とボケの美しさが損なわれる場面もちらほら。
発売自体2015年とかなり古い部類のレンズなので、リニューアル時の改善に期待しています。

※最近のレンズは解像力の高さとボケの美しさ、年輪ボケの低減を両立させているので、きっと可能なはず。

ボケはおや?と思うシーンも。

XF18mm F1.4

F1.4の大口径

F1.4と大口径で、ボケによる表現力と、シャッタースピードの点で優位性が有ります。
大口径は特に子供の撮影で強みを発揮します。

広角と思えないほど、ボケます。

ずば抜けた解像力

本レンズは新プライムの中でも特に解像力が高く、同じ世代の33mmと比較しても、その差を感じられる程。

勿論、新プライム共通のクリアな描写、美しいボケなどの高水準の写りは健在。
使用していて、大変心地良いレンズです。

日常を切り取る万能画角

特筆すべきは28mmという、万能な焦点距離です。
24mmと35mmに挟まれた一見地味な画角に見えますが、その間の画角だからこその万能性を備えています。
寄り引き合わせて日常を切り取るには、大変使い勝手の良い画角です。
この画角固定のコンデジもある事が、その裏付けだと思います。

広すぎず、狭すぎず。
絶妙な画角です。

作例

XF16-55mm F2.8

※記載の焦点距離は換算です。

27mm
絞れば画面端まできっちり解像します
24mm
83mm
83mm
意外と寄れます。(換算0.24倍)
24mm
83mm
83mm
美しい前ボケ
83mm
F4まで絞っても、かなりボケます
55mm
51mm
24mm
83mm
逆光耐性も高いです
64mm
83mm
24mm
83mm
83mm
83mm
24mm
37mm
27mm
66mm
テーブルフォトもこなせます

XF18mm F1.4

大口径と最短撮影距離の短さ(20cm)を活かして、寄り引きで描写をガラッと変えられるレンズです。

寄って主役を引き立てたり
引いてその場を広く切り取ったり。
広角なので、寄っても背景が入り込みます。
その背景をコントロールして、世界観を作り込めた時の達成感は一入。
突き抜けた解像力は、人工物を切り取るにも最適。
気になったものをクローズアップ出来るので、スナップ向きです。
35mmに狭さを感じている方は、28mmを一度お試しください。
旅行も割り切れば、これ一本で切り取れます。
単焦点一本で切り取る軽快さは、代え難い喜びと楽しさが有ります。
ズーム出来ない分、この画角でどう切り取るかを研ぎ澄ませる感覚。
パースは付きますが、大抵のものは収まります。
手に持っての飯テロ写真も楽々。
店などの雰囲気もきちんと入ります。

まとめ

購入後に上のグレードのレンズが気にならないよう、最初から最高のチョイスをオススメとさせて頂きました。

重いな・・・と感じた方は、ここからグレードを落として軽いレンズを検討頂くのもありかと思います。

私と同じような被写体を撮影されている方は、是非お試しください!